2011-09-08

互聯網即將變革四個行業:電影醫療出版支付

騰訊科技訊(萬學)北京時間9月8日消息,據國外媒體報道,互聯網成為主流已經15年了,它從很多方面深刻影響了現代生活:從我們搜集信息的方式,到與別人交流的方式,到消費新聞的方式,到購買書籍和音樂的方式,再到尋找理想生活伴侶的方式。一路發展過來,互聯網已完全顛覆了很多行業,消滅或減少了現有的許多政治掮客,消除了中間商,迎來了新的領袖——21世紀的數字巨頭。

然而,從更寬廣的視野來看,我們還只是處于互聯網第二輪或第三輪的變革當中。在接下來的幾年中,將會有更多的變革發生。就像互聯網已深刻改變了報紙、雜志、音樂和書籍的銷售方式一樣,它也會深刻地變革其他的行業。有一些行業至今僅受到了一些微不足道的影響,但是它們最終會被卷入風暴眼中。

下面就是互聯網即將變革的四個行業:

1. 電影

在過去10年中,由于大屏幕電視降價,以及高清電影讓家庭觀影體驗越來越像小型電影院,電影行業一直面臨著巨大的壓力。但是,在以前,電影行業也承受過這種壓力,并頑強地挺了過來。電視、VCR和DVD的出現,無一不讓人們認為電影院可能會銷聲匿跡,但是這一切并沒有發生。其原因有二:其一,到電影院去看電影是人們進行戶外活動的一種體驗;其二,最受人期待的電影總是率先在電影院放映,直到幾個月后才會出現在付費觀看網站、光盤和付費電視頻道中。第二個因素是電影院至今興盛不衰的最重要的原因。這就是內容發布渠道控制的結果。

但是,這一切不久就會發生根本改變。好萊塢正在嘗試在電影院放映電影的同時,(通過互聯網流媒體服務)將電影直接賣給家庭消費者。當然,電影制片商可能會收取更高的費用,例如30美元。但是,由于有很多家庭已經能夠支付起50美元或更高的價格去電影院看電影,而且還有很多家庭寧愿節約時間在舒適的家里觀看電影,因此,這種直銷的方式肯定會有市場。盡管30美元的價格可能高了點,但是這一切最終將會發生,并可能導致越來越多的人呆在家里,而不是去電影院看電影。盡管電影院不會消失,但是它們的數量可能會減少,并可能轉變成一種更優質的觀影體驗。

2.衛生醫療

令人尷尬的是,在2011年我們仍然在談論衛生醫療自動化服務。這是一個依靠最新科研成果和尖端儀器設備改善人類健康的行業,但是它無法讓病人的信息便利地在醫療衛生服務商之間流通,仍然淹沒在大量低效的不僅浪費時間而且推高成本的文書工作中——至少在美國是這樣。

但是,美國政府已開始在大力推廣電子病歷檔案(EMR),并力爭到2014年將它覆蓋到每一個人。盡管這一舉措已經推行了兩年,但是仍然有一些細節問題需要解決,還有一些法律方面的問題需要考慮。不管怎樣,電子病歷檔案——是病人而非衛生醫療服務商控制的電子病歷檔案——已經遲到太久了。等到電子病歷檔案普及的時候,它不僅會讓投向衛生醫療行業的投資從過時的醫療程序和產品中轉移到更加高效的IT設備中,而且會讓病人更加主動地掌控自己的衛生醫療體驗,例如控制價格、選擇服務商以及了解服務商的責任和義務。簡而言之,這個行業將會發生革命性的變化。

3.圖書出版

亞馬遜完全改變了大多數人購買圖書的方式,它是通過兩種方法做到這一點的。首先,它讓網絡購書變得更為快捷,而且給予了很大的折扣。由于亞馬遜的努力,網絡購書成了人們感到最方便的一種網購活動。這在很大程度上是因為亞馬遜不僅像大型連鎖書店巴諾和Borders那樣給消費者提供了很大的折扣,而且像很多獨立的書商給消費者提供了更為寬廣的選擇,包括很多不出名的圖書。其次,亞馬遜的Kindle讓電子圖書變得很受歡迎。它改變了紙質圖書送貨上門的方式,直接通過互聯網將電子圖書發送到消費者的電子閱讀器、平板電腦或智能手機上。盡管對于消費者來說,這是一種革新,但是互聯網對于圖書出版過程的影響微乎其微。現在,圖書出版過程仍然處于出版社的控制之下,他們充當著守門人和過濾器的角色,負責決定出版和推銷哪些圖書。

但是,就像互聯網改變新聞出版一樣,它將會徹底讓圖書出版過程變得民主化。電子閱讀器、電子有聲讀物和按需印刷服務,降低了圖書出版的進入門檻,讓作者不再需要出版社就能夠出書了。他們能夠把他們的作品直接帶給讀者——準確地說,是直接帶給小眾讀者。這一點完全改變了圖書出版的經濟,作者只需要賣出5000-10000本圖書就能夠獲得很高的利潤。而在傳統的出版模式下,這個數字的發行量只能算是中不溜秋的水平,作者幾乎賺不到什么錢,而出版社也會認為它是一樁并不成功的買賣。在全新的互聯網時代,將會有更多的圖書(以電子圖書的形式)出版,將會有更多的主題被涉及。而且,圖書出版的過程將會變得更加民主,小眾作者謀生的空間將會變得更大。到那個時候,傳統的出版商將變身為暢銷書的推銷機構。

4.財務支付

這并不是說,財務交易完全沒有受到互聯網的影響。股票交易就產生了革命性的變化。PayPal和eBay對于人們交易貨物和支付貨款的方式產生了重大影響。現在,大多數人使用網絡銀行查看他們的賬戶,很多人甚至用它支付賬單。但是,大多數人支付的方式并未因為互聯網而改變多少。他們的錢包里仍然裝滿了帶有磁條的塑料銀行卡,他們仍然需要帶著這些銀行卡與商戶聯系,告訴他們從哪個賬戶提錢來進行支付。

由于智能手機和移動互聯網的出現,這一切將會發生徹底改變。在一種叫做“電子錢包”或“數字錢包”的服務中,消費者將能夠把他們的所有賬戶以數字符號的形式存在他們的智能手機上,然后與商戶接觸,并確認身份,然后選擇用哪個賬戶進行支付。現在有很多系統和標準都在競相發展這項功能。近場通訊(NFC)技術就是專門為此發明的,但是它要求在將來的所有智能手機中整合新的芯片。Visa正在嘗試推行數字錢包,但是他們想從消費者的支付中抽取一定比例的提成。商戶和消費者可能都希望避開Visa(以及萬事達和美國運通),找出一種能夠利用現有智能手機進行支付的標準交易系統。目前,智能手機已占據美國手機市場40%的份額,在歐洲和亞洲,這個比例更高。這種新的交易方式也給小型企業提供了便利,讓它們能夠快捷而低成本地做成生意,并接受支付。因此,這是互聯網對于現代社會的又一個深刻的變革。

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インターネットが変革する4つの業界

 インターネットが世の中の主流になり、現代生活をさまざまな形で変革し始めてから、15年が過ぎた。インターネットが変えた生活の形には、情報の探し方から、他の人とのコミュニケーションの仕方、ニュースを消費する方法、本や音楽の買い方、そして自分に合った人生のパートナーの見つけ方まで、多岐にわたる。その過程で、インターネットは産業全体を完全にひっくり返し、これまでの陰の実力者の多くを葬り去ったり数を減らしたりし、仲介者を取り除き、新たなリーダーたちを登場させた。21世紀のデジタルな力の源泉だ。



 それでも、忘れがちではあるが、広い観点から見れば、われわれはまだインターネットという試合の2イニング目か3イニング目にいるに過ぎない。これから起ころうとしている変化も数多くある。インターネットが新聞、雑誌、音楽の販売、本の販売に劇的な変化を起こしたのと同じように、今は影響は少ないが、いずれ嵐の目に巻き込まれる運命にある業界がいくつもある。この記事では、そのうち4つを紹介しよう。



1.映画



 映画業界はこの10年間、大画面テレビセットの価格が下がり、HD映画によって自宅での体験が小さな映画館に近いものになってくるにつれて、強い圧力を受けてきた。しかし、映画業界は前にもこれと同じことをくぐり抜けてきた。過去に起こったテレビ、ビデオ、DVDの到来は、どれも映画館を無くしてしまうと予想されてきたが、次の2つの理由から実際にはそうならなかった。1)映画を見に行くというのは、人々が目的を持って家の外に出る体験の1つであり、2)人気のある映画の多くは、ペイパービューやDVDやBD、有料チャンネルなどよりも、何カ月も前に映画館で上映されるからだ。特に後者は、映画が未だにこれほど強いビジネスである大きな理由になっている。要はコンテンツの流通をコントロールできるかどうかに掛かっているわけだ。

 しかしこれは、まもなく変わる可能性が高い。ハリウッドは映画館での封切りと同時に、映画を自宅の消費者に(インターネット越しのストリーミングで)直接販売するというアイデアを実験中だ。もちろん、映画スタジオは映画館に行くよりも高い値段を取るだろう(30ドル程度の可能性がある)。しかし、多くの家族は今でも映画に行くのに50ドル以上払っているわけで、時間を節約して快適な自宅で映画を見たいという人はいると思われることから、直接配信には確実に消費者の需要がある。30ドルは高すぎるかもしれないが、これはいずれ起こることであり、映画館に足を運ばずに、家で映画を見る人が増える結果になる可能性が高い。映画館は無くならないだろうが、その数は減り、今後はより高級な体験になると思われる。

2.ヘルスケア



 2011年にもなって、未だにヘルスケアの自動化について議論しているというのは、恥ずべきことだ。ヘルスケア業界は、最新の科学研究と最先端の機器を生かして人々の健康を向上させる業界だが、ヘルスケア事業者は患者の情報を適切にやりとりすることができず、依然として非効率的な書類仕事の山に押しつぶされ、コストは上がり、時間は無駄になっている。少なくとも、これが米国の状況だ。

 しかし米国政府は、2014年までに米国民全員が電子医療記録(EMR)を利用できるように施策を推進している。この最近の促進施策はすでに2年間実施されているが、詳細はまだ詰められている最中であり、いくつか法的な懸念もある。とにかく、電子医療記録(そして、ヘルスケア事業者ではなく患者がコントロールする、持ち運べるEMR)への移行は、ずっと延び延びになっている。

 これが実現した時には、ヘルスケア業界への投資は古い手順や製品から離れ、ITシステムに流れ込むだろうが、それと同時に、患者は自らのヘルスケア体験を「所有」できるようになる可能性がある。これによって、価格や、事業者の選択、事業者の説明責任に予想できない変化が起こるかもしれない。端的に言えば、これこそ今後起ころうとしている業界の仕組みの大きな変革であり、起こるのは政治家がしゃべり続けていることばかりではない(ヘルスケア業界へのメモ:もはや万事休すだ)。



3.書籍出版



 Amazonは、多くの人の本の買い方を完全に変えてしまったが、これは2つの形で起こった。

 第1に、オンラインでの本の購入は、早く、簡単に、しかも非常に安くなった。Amazonのおかげで、インターネット上で最初に快適に購入できるようになったものの1つは本だった。成功の大きな理由の1つは、AmazonはBarnes & NobleやBordersなどの他の大手書店チェーンと同様に大きな割引を提供しつつ、多くの専門書店のように大量の無名の本を取りそろえたことだ。

 第2に、AmazonのKindleは電子書籍を普及させ、紙でできた商品を配送するというプロセスを完全に取り除いてしまった。その代わり、Kindleは電子ファイルをインターネット越しに、電子書籍リーダー、タブレット端末、あるいはスマートフォンに配信する。ただし、これは消費者にとっては革命だったが、インターネットはこれまで書籍の出版プロセスに対しては大きな影響を与えてこなかった。出版プロセスは依然として出版社に支配されており、その出版社は、何を出版し、どの本が広告に値するか(どれだけ売れる可能性があるか)を判断する門番でありフィルターの役割を果たしている。

 ニュース業界がそうだったように、インターネットは本の出版プロセスを完全に民主化しようとしている。電子書籍リーダー、電子オーディオブック、オンデマンド印刷の組み合わせが参入障壁を下げ、著者は出版会社を必要としなくなった。彼らは自分の作品を直接大衆に届けている--より正確に言えば、多くの場合、彼らはニッチ領域の読者に作品を直接届けている。たった5000冊から1万冊しか売れなくても十分な利益が上がるようになると、書籍出版の経済は完全に変わる。古い出版業界においては、この数字はほとんどの本の平均的な売れ行きで、著者はほとんど稼げず、出版社はこれを失敗と考える(収益のほとんどと、著者への支払いのほとんどを、人気タイトルが占めている)。新たなインターネットの世界では、ずっと多くの本が(電子書籍として)出版されるようになり、質の低いものも多くなるが、プロセスもずっと民主的になり、より多くの人がニッチな著者として生活できるようになるだろう。従来の出版社は、本当に人気のあるタイトルの広告エージェントへと姿を変えるだろう。
4.支払い方法



 金融取引がまったくインターネットの影響を受けていないわけではない。株式の取引は根底から変わった。PayPalとeBayは、人間同士の対等な立場での物の交換と、お互いへの支払いの仕方に大きな影響を与えた。多くの人は、自分の口座を調べるのにオンラインバンキングを使うようになっており、その多くはそれを請求書の支払いにも使っている。しかしインターネットは、今多くの人が支払いに使っている方法を、ほとんど変えていない。われわれの多くは、今でも財布いっぱいに磁気帯の入ったプラスチックのカードを持ち運び、それを店に渡して、買った物の支払いにどの口座を使うか伝えている。

 これが今、スマートフォンとモバイルインターネットの組み合わせによって、変わろうとしている。時に「電子財布」あるいは「デジタル財布」と呼ばれるものを使えば、スマートフォンで自分のすべての口座をデジタルトークンとして持ち運ぶことができるようになり、商店がIDを(二要素認証で)検証し、どの口座から支払うかを選ぶインターフェースとして利用できるようになる。

 これを実現する手法については、多くのシステムと標準が競争している状態だ。近距離無線通信(NFC)はこのために設計された技術だが、新しいチップを将来すべてのスマートフォンに組み込む必要がある。Visaはデジタル財布の実証実験を行っているが、彼らは自分たちの従来の取り分を今後も得たいと思うはずだ。

 しかし今後、商店と消費者の両方は、Visa(そしてMastercardとAmerican Express)を構図から締め出す方法を探そうとし、スマートフォンが今や米国の全携帯電話の40%を占めている(そして欧州とアジアの一部では、さらにその割合は高い)ことを考えると、既存のスマートフォンでも使える標準的な取引システムを見つけようとするだろうと考えざるを得ない。この現象は、小規模な企業が素早く安価にビジネスをはじめ、支払いを受けることを容易にする。繰り返しになるが、これもインターネットが現代社会に民主化効果を与える例の1つだ。