2009-2010世界世界競争力レポート
世界経済フォーラムは、ジュネーヴに本部を置く非営利財団。スイスのダボス会議が有名。
■財産権の保護度 世界133ヶ国中(P346)
日本19位
中国39位
中国の結果は、スペイン43位より高い。
■官僚の公正度 世界133ヶ国中(P351)
日本17位
中国35位
コネがものをいう中国と言われるが、このレポートでは世界平均を上回っている。
■政府政策決定の透明度 世界133ヶ国中(P356)
日本35位
中国32位
日本の透明性は中国以下。
■財政支出の無駄の少なさ 世界133ヶ国中(P352)
日本99位
中国35位
日本の無駄は世界的にも凄いレベルってことか。
■港湾施設の質 世界133ヶ国中(P369)
日本34位
中国61位・香港2位
■政府債務の少なさ 世界133ヶ国中(P380)
日本132位(最下位)
中国20位(結構優秀)
この項目。日本が最下位。まだ高齢化の初期でこれから本格化するのにヤバ過ぎる。
■実質税負担の多さ 世界133ヶ国中(P408)
日本101位
中国124位
健康保険、年金、その他を考慮した実質の税額。
日本、中国とも高福祉国と言われている北欧諸国より高負担。
所得の捕捉率を考えると、日中は大幅に逆転する可能性も……
日本の場合、高負担・低福祉か。
世界的にみると、かなり税金を取っている割には、借金ばかりということに。
■ビジネス開始までの時間の少なさ 世界133ヶ国中(P410)
日本65位
中国99位
中国のほうが確かに面倒だが、日本もあまりほめられた順位ではない。
■農業政策コストの低さ 世界133ヶ国中(P411)
日本128位で世界平均を大幅に上回る。
中国6位で世界平均を大幅に下回る。
日本は農業政策のコストが高すぎ。
■通商障壁(関税・非関税障壁)の低さ 世界133ヶ国中(P412)
日本95位
中国69位
中国の方が障壁が少なく自由にビジネスができるという結果になっている。
■ベンチャーキャピタルの動き 世界133ヶ国中(P433)
日本54位
中国38位・香港1位。
日本の場合、初めからリスクマネーが少ない上に、その希少な資金をわざわざJALのような腐った会社に投資して腐ったゾンビを大量生産。
リスクマネーがハイリスクローリターンのゾンビ共に吸い取られているので、その少ない資金すらベンチャー企業に回わらない。
一番大きなゾンビは国だろう。
■国内マーケット規模 世界133ヶ国中(P450)
日本3位
中国2位
人口を考えると日本はすごいが。
■海外マーケット規模 世界133ヶ国中(P451)
日本5位
中国1位
世界の工場中国ですから。
■GDPに占める輸入割合:世界133ヶ国中(P453)
日本131位(17.3%)
中国111位(29.2%)
■GDPに占める輸出割合:世界133ヶ国中(P454)
日本121位(17.4%)
中国79位(37.8%)
世界経済の影響を受けやすいのは中国。
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